MSC:Medical Support Council
医学顧問
肺高血圧症医療をさらに前進させていくために、
医学顧問(MSC)の先生方にPAHの会の活動をサポートいただいています。
PAHの会では、医学顧問(MSC:Medical Support Council)として多くの先生方にご参加いただき、全国組織の肺高血圧症患者会として活動する私たちPAHの会を、医学的見地によりサポートいただいています。
PAHの会の医学顧問(MSC)のご紹介(北海道~九州順)
現在の医学顧問(MSC)の先生方からのメッセージをご紹介します。
PAHの会では、第4期の医学顧問(任期は2年:2023年1月1日〜2024年12月31日)を全国の専門医の先生方にお願いしています。
お引き受けいただきました先生方の強力なサポートのもと、全国組織の肺高血圧症患者会として、肺高血圧症医療のさらなる前進を目標とした活動を展開していきます。

札幌医科大学
循環器・腎臓・代謝内分泌内科
橋本 暁佳 先生
肺高血圧症は大変珍しい病気なので、患者さんやご家族の方々は、どうしても孤立しがちで、様々な不安を抱えている方々もいらっしゃるかもしれません。少しでもその不安な気持ちを和らげ、心配な事を一つずつ減らしていくお手伝いができればと思っています。
この病気との付き合い方を、ご自身やご家族だけでなく、同じ病気を持つ方々とそのご家族のみんなで、一緒に考えていくことで、皆様の毎日が素敵なものになりますことを心から願っています。
我々医療従事者もいつも皆様から勇気と元気をもらっています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

千葉県済生会習志野病院
肺高血圧症センター
千葉大学大学院
呼吸器内科学
田邉 信宏 先生
コロナ禍で、通院することさえ、不安を覚え不自由な生活を強いられていることと思います。病院によっては、フォローの検査入院もされていないときいています。他疾患の患者さんでは、具合が悪くなるまで病院に来ないという弊害も出ています。
当院では、幸いほぼ通常どおりの肺高血圧症診療を行えております。また、基本、マスクと手洗いで防げること、加えてコロナ重症化を防ぐ治療も次第にわかってきています。
皆さまにおかれましても、症状悪化時は、我慢することなく受診されるようにしてください。

東京大学大学院医学系研究科
重症心不全治療開発講座
波多野 将 先生
私が肺高血圧症の診療に携わるようになってから早いものでもう15年以上が経過しました。この間に治療法は飛躍的に進歩し、現在では肺高血圧症は「不治の病」ではなくなりました。一方、点滴・皮下注射・吸入などの特殊な治療を必要とすることも少なくなく、治療上疑問や不安を抱えている方も多いと思います。PAHの会を通じて、そのような皆様の疑問や不安を解消する一助になれれば幸いです。

東京大学医学部付属病院
呼吸器外科
佐藤 雅昭 先生
薬剤治療が大きく進歩した肺高血圧症ですが、その効果が限界に達した場合の最後の砦(とりで)として肺移植を行っています。いずれ肺移植が必要なくなる日を夢見つつ、移植が必要な患者さんの治療に全力を尽くします。

大阪急性期・総合医療センター
小児科新生児科
大阪大学
小児科
